FE事業部
サービス内容

事業概要

事業概要

私たちの業務のメインストリームは、お客様に赴いてクリーンルーム内にて、
東京エレクトロン社製の装置の保守等の作業を行います。
お客様は、半導体を使用した製品を、製造・販売されています。
その半導体の製造装置を取り扱っているのが、東京エレクトロン社です。

私たちは、この東京エレクトロン社の装置保守を主に請け負っています。
半導体をつくるお客様の現場は、空気清浄度が確保された部屋、すなわちクリーンルーム内にあります。
クリーンルームには、クリーンウェアを着て入室し、塵がでない格好をして、私たちはいろいろな作業をします。
家電製品がもしも故障した場合、その製品を修理に持っていきますが、半導体製造装置は非常に大きいため、修理する技術者、つまり私たちが、赴くことになります。

半導体製造装置は、大きく複雑に作られていますので、装置保守に携わる私たちは、非常に高度な技術が求められます。
そのため、たくさんの専門技術を学び、チームワークでお客様に最高のサポートを提供できるよう努めています。
仕事の内容は、保守だけでなく、新規の立上げから装置コンサルタントまで、幅広いサービスサポートを行います。
ルーチンワークや流れ作業ではなく、毎日違う作業で、刺激的な日々が送れます。

半導体とその製品

半導体とその製品

半導体とは、決められた一定方向にしか電気を通さない物のことです。
素材は主に、シリコンやゲルマニウムなどから出来ています。それらを使って作られた素子が、トランジスタやダイオード、IC や LSIなどです。
例えば、ダイオード。これは最も単純な半導体素子です。
プラスからマイナスの方向には電気を通しますが、逆の方向には通さないという性質を持っています。逆方向には電気を通さないわけですから、半分しか電気を通さない=半導体と呼ばれる所以です。
今では、パソコンやスマートフォン、デジタルカメラ、自動車など、あらゆる家電製品に利用されています。
お客様とは、このような製品を作られている、世界有数のメーカーになります。

半導体製造装置

半導体製造装置

半導体を製造するためには、いろいろな製造工程があり、その工程に専用の装置が必要になります。
その専用の装置が、半導体製造装置です。
この装置は、非常に大きく、装置保守には専門知識と技能が必要になります。
私たちは、日々、この非常に大きい装置が設置されているお客様に、複数のメンバーで出向き、作業を行います。
この作業に必要な専門知識や技能は、入社してから長い期間をかけて学んでいくことになります。
また、チームワークが必要となりますので、人とのコミュニケーションはとても大切になります。

クリーンルームと作業着

クリーンルームと作業着

半導体はとてもダストを嫌います。
人の髪の毛より微細な電子回路であるため、ダストの発生を抑止することが重要になります。
そこで、クリーンルームという、空気が洗浄されており、とても綺麗な状態が維持されている部屋で、製造されます。
この部屋は、主に、窓はなく金属で囲まれた、かなり閉鎖的な空間で、そこに入室するためには、作業着として、ダストを出さない服=クリーンウェアを着ます。また、ダストだけでなく汗も通さない手袋も着用します。
数時間以上、このような恰好で作業をしますので、意外と体力と精神力が必要となります。
また、肌が荒れやすいアレルギー体質の方は注意が必要となります。

働く環境

働く環境

半導体製造装置の装置保守は、1日で完了する作業もあれば、1週間や1カ月以上もの長期間かかる場合があります。
そのため、作業期間の間、ホテルに宿泊するような出張もよくあります。
仕事は、おおまかに、事務所で社内業務(書類作成やメールや解析等)と、お客様の現場での作業があります。
月の6割ほどは、現場の作業に関わります。
作業には、お客様への納期がありますので、定時間だけでは終わらずに、残業することもあります。
残業は月平均で、20時間ほどです。